一匹狼と野良猫。



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その後、2人で歩いて病室に戻った。


ベッドに座ろうとした時、後ろからひょいっと

抱きかかえられる。



「じ、自分で座れますよ?」

「いーの」


滉牙さんはそう言ってベッドに座らせてくれる。

そして、わしゃわしゃと頭を撫でられた。



「さて、じゃあ明日も仕事だし
そろそろ帰ろうかな。」



ポツリと呟く滉牙さん。