「もっかい。」 額をつけたまま彼を見ると、 自然と上目遣いの彼。 「して?さっきの。」 顔を傾けて、顔が近づく。 「いっ.........1日1回までです.......」 「ふは、またそれ?」 ブレないね。と笑う滉牙さん。 繋いでいる手に反対の手を乗せる。 「嬉しかったです。 助けにきてくれて。」 にぎにぎと彼の手で遊ぶ。 次第に顔が熱くなっているのを感じる。