一匹狼と野良猫。



繰り広げられる言い合い。

いつまで続くのだろうか。



「ほら結菜!!!
水組んでやったから!!! 飲みな!!」



そう言ってテーブルに置かれたのは

ただの水道水。

コップを受け取ろうとしたその時、

頭を思いっきり掴まれた。



「余計な事ぬかしたらぶっ殺すかんな」



警察に聞こえるか聞こえないか分からない

小声で脅迫する。

..........ショックだった。

どこまでも信頼されてない。

どこまでも必要とされてない。



「おい、今なに耳打ちした?」

「何もしてねぇし!!!」



警察には聞こえなかったみたいだ。



もう、全部。

ぜんぶ粉々に

砕けて無くなってしまえばいいのに。