一匹狼と野良猫。




気がつくと夜になっていた。



寒い。



手先や足先は感覚が分からない程冷えきり、

霜焼けになっていた。

身体もだいぶ凍えていてガタガタと震える。

思うように動かない手を擦り合わせたり、

ハァっと息を手に吹きかけ温めた。




寒い。

眠い。

寒い。



三角座りになり顔を伏せる。



部屋の中から男が騒ぐ声がした。

.........さっきまで落ち着いて静かだったのに、

何かあったのだろうか。

まぁ、私には関係ない。



フッと目を閉じ、顔を俯く。

カチャッと窓が開いた。



女が洗濯物でも干すのだろう。

そう思い、顔は上げず伏せたまま。



「.......結菜ちゃん?」



知らない声に顔を上げると、

POLICEと書かれた服を着た男が2人いた。