柵に跨り、顔を上げる。 心身に冷たさが伝う風。 「っさっみーなボケ!! なんでベランダ開いてんだよ!!!」 男の声がした。 振り向くと驚いた様な表情の男。 「.......なにしてんだてめえ」 ドスの効いた低い声。 ダンダンダンと足音を立ててこちらに近づく。 ガシッと足首を掴まれて身体が宙に浮いた。