「いやぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!」



かずま



血色の悪い白い顔に、不気味な笑み。

頬にあった手は首へと伸びる。

両手は喉をゆっくり締め上げる。



「い、いやっ!!!
いやぁぁぁああああ!!!!」

「何故逃げるの?」

「ごめんなさい.....
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」



グッ



気管が締まる。

同時にむせ返った。