一匹狼と野良猫。



「ほい、めっちゃサラサラ」

「ありがとうございます」



乾かしてくれた自分の髪に触れる。



「.......サラサラだ」



そう呟くと彼は微笑んだ。



「次はちゃんと乾かしなね。」

「はい.......」

「ってか毎日濡れたままだったの?」

「いえ、その......
玲花さんがいつも乾かしてくれてます」

「........アイツ」



そう言うと彼は呆れ顔になった。