一匹狼と野良猫。



「今もきゅーってする?」



滉牙さんはそう言って

先程よりも顔を近づける。



「や.......えと、」



あまりの近さに耐えきれず目を逸らす。



「ダメ。」

「え?」

「目ぇ、逸らしちゃダメ。
こっち見て。」



彼を見上げると、満足そうに微笑む。