一匹狼と野良猫。



彼は両手で私の頬を包んで、自分の顔へと寄せる。

すぐ目の前には滉牙さん。



「やっと目ぇ合った」



彼はどこかムスッとした表情。


綺麗な顔が近くて、

心拍数が上がっているのが分かった。



彼からはほんのりお酒の匂いがする。