するとそこへ、玲花さんが入ってきた。



「っ!!?ゆいちゃん!!?

良かった.....目が覚めたのね......」



走ってこちらへ駆け寄り、

ホッと胸を撫で下ろす玲花さん。



「.......姉貴」



真剣な表情で玲花さんを見る彼に

何かを察したのか。こちらを見る。



「玲花さんも、聞いてくれますか。

私の今まで、全てを。」



この人達なら、大丈夫なんだ。