一匹狼と野良猫。



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「と、言うわけで見てよこれ!!

んもー我慢できなくて画像全データ
ケータイに送って貰ったの!!

どのゆいちゃんも可愛い!!最高!!!」

「......ふーん、良かったね。」



恥ずかしながらポージングを決める私の画像を

彼の目の前に突きつける玲花さん。

彼女のテンションに対して冷たい視線を送る滉牙さん。



「.........何その反応。
ぶっ飛ばされたいの?」

「なんだようっせーな。
俺に何て言って欲しいの。」

「360°どっからどう見ても可愛いでしょ!??
表情といい、仕草といいもう言うことないわ!!!

天使!!!いや女神かしら!!!」

「..........。」



初めは2人の温度差に少し不安を感じたが、

これがこの2人のなのだと思うとホッコリする。