「........ゆいちゃん」 「モデルなんて、やったことありません....... この方達みたいな もっと綺麗な人の方が似合います。 折角ですけれど.....すみません、お断りします」 私の言葉にシュンと玲花さんは肩を落とす。 .......申し訳ない。 もう一度謝ろうとし時、 玲花さんはいきなり顔上げた。 「1枚だけ.......ね? 本当に1枚だけだから、撮らせてくれないかな?」 念を押されて、流されるまま 1枚だけならと小さく頷いた。