一匹狼と野良猫。



「さっきは、すみませんでした。

私のせいで不快な思いを......」



そう言うと彼は急にコーヒーを吹き出す。



「ぶふっ!!」

「あ.....ごめんなさ.....
大丈夫、ですか。」

「ゲホゲホッ!!

君のせいじゃないって、
寝ぼけてた俺が悪いんだから。

あんなんビックリしたよな、ごめんな?
嫌だったでしょ。」



ゲホゲホとむせながら口元を拭う彼に

ティッシュを渡す。



「あ、いえ。全然大丈夫です。

むしろ、どこか.....心地よくて落ち着きました。」



返事が返ってこず、俯いていた顔を上げると

彼は少し驚いた表情。



あ、あれ

また変なこと言ったかな。