「嘘だろ........

てっきり夢だと.......


マジか、え、マジか」



困惑している滉牙さんにどう声をかけようか

悩んでいると部屋の扉が勢いよく開いた。



「こぉらくそ滉牙ぁぁ!!!!
さっさと起きんかボケェェ!!!!」



扉を蹴破って来たのは玲花さん。

手にはフライパンを持っている。



「うっせーよ。
つか起きてるし。

扉壊したら弁償しろよ」



頭をガシガシと掻きながらだるそうに答える滉牙さん。