ベッドの向きがこちらに頭が向いているので 彼の顔は見えない。 「んー、ゆいだ。」 虚ろな目で見上げるようにこちらを見る滉牙さん。 ........初めて名前呼ばれた。 驚いて立ち尽くしていると 彼はゆっくり手招きする。 「ゆい、おいで」