都会の町が映り出される。街がクローズアップされそこに、たかしが歩いている。たかしが喫茶店に入る。
ゆうこ 「いらっしゃいませ。」
たかし 「おはよ。」と席に座る。ゆうこが水を持ってくる。
ゆうこ 「アイスコーヒーでいい?」
たかし 「それで、あれ、昨日の事聞かないの。」
ゆうこ 「あー、昨日女の子と買い物してた事。」
たかし 「そうそう、あれはデートでも何でもなく仕事だからね。」
ゆうこ 「何でそんな事言うの?」
たかし 「あー、いや、そうだ、今日の夜時間あったら占ってあげる。」
ゆうこ 「今日?」と驚きながら
ゆうこ 「わかりました。」
たかし 「よかった。」とにっこりタバコを吸う。
場面が変わり占いの店が映しだされる。たかしは、タバコを吸っている。あきらがアイスコーヒーをたかしに持ってくる。
あきら 「はい、どうぞ。」
たかし 「おー、サンキュウ。ちょっと昼寝するから、お客さんきたらおこしてくれ。」
とコーヒーを飲みソファに横になる。
あきら 「もうすぐきますよ。」とソファに座りタバコを吸う。しばらくすると、「とんとん」と戸を叩く音がする。あきらは慌てて、たかしを起こす。
「はい」とあきらが戸を開ける。そこには、25才ぐらいの女性が立っている。
あきら 「どうぞこちらへ。」とたかしの所へ連れて行く。たかしは野球の球ぐらいの水晶玉が置いてある豪華な机の前に座っている。
たかし 「はい、どうぞお掛けください。」25才ぐらいの女性がすわる。