私は神社の石段に腰掛け神社の入口にある2体のお稲荷様を眺めていた。

「寒い...」

雨に濡れたためにすっかり冷えてしまった

時雨が降るってことは今は秋の終わり...冬かな。

「っん...眠い...」


少しだけ寝ようかな

目が覚めたら全てが夢だったらいいのに...

そんなことを考えながら私は意識を手放した。