｢智洋、何やってんだ？｣
見かねた翔が
智洋に話しかけた
｢雪華と莉々の行動をハッキング中｣
｢さすが、蒼狐と呼ばれるだけあるな笑｣
｢素の時に通り名で呼ばないでくれ｣
｢わりぃな笑｣
智洋はすぐさま
パソコンの画面を見て
キーボードを打ち始めた
｢智洋くんってほんとパソコン凄いよね｣
｢まぁ、あいつ小さい頃からパソコン触ってて
いつの間にかハッキング出来るようになったからな｣
｢そんなことあるんだ…｣
｢あぁ、だから龍蘭に入ってから
あいつにハッキング勝てる奴はいねぇよ｣
｢ねぇねぇ、俺らも混ぜてよ！｣
翔と花は声掛けられた方を見ると
優羅、京、流星が
少し拗ねた表情を見せていた
