一同は溜まり場に帰って
すぐ幹部室に入った。
花に何があったか話を聞くために


「花、俺ら待ってる時何があった。」

翔は優しい眼差しで
しっかりと花の目を捉えていた



「あのね…待ってる時に女の子に
話しかけられたの。
そしたらその子に翔は渡さないって」

「その女の名前ってさ?
浦野莉々って名前だよな?」

「なんで、京君知ってるの……」

「お、おい。莉々ってまさか…」

「そ。流星のそのまさかだよ
どうすんの?翔厄介だぞ」

「あ、あぁ。まさか莉々が
花の前に現れるとはな」

「莉々が走り去るの
見たんだよ。俺らが話してる時」

「智洋、莉々の事ハッキングしてくれ
なんでもいい。情報集めねぇと」