莉々は妖艶な笑みを浮かべ
その場を去った。
花はただその姿を見る事しか
出来なくなっていた


愛している人の名前が出てきて
意味分からないこと言われ
挙句の果てにこれから酷い目に……
翔とどういう顔で会えばいいのか
分からなくなっていた。


そして間もなくして
翔達が花の前に現れた


「花?どしたんだ?」

「えっ?!だ、大丈夫だよ!」

「なんか怪しい………」

「ゆ、優羅君?なんでそんな事言うの笑」

「確かにいつもと違うね」

「流星君まで、なんでよ〜泣」

「あぁ〜はいはい。分かったから
帰ろうよ。ここ学院の前だし
話は帰ってからで良くね?」


最終的に智洋がこの場をまとめた

京はこの話に参加せず
あたりを見ていた。
走り去るある女の子を……