それから花は龍蘭の溜まり場から
毎日学院に通って終われば溜まり場へ
そんな生活をし続けた


もちろん家には伝えずに……


翔は心配して連絡しろと言い続けた
でも花はそれを拒んだ。
絶対に連絡はしないと………


「花。いい加減にしろ両親が心配するだろ……
確かに訳ありかもしれねぇ。でも連絡しないのは
いくらなんでもダメだ。バレたら逆に連れ戻されるぞ」


「それは嫌よ…………
でも連絡したらなんて言われるか」


花はこの話をする度に
身体が震えていた


よっぽど親が怖いんだろう
翔は心の中で思っていた。