朝、デートの準備をするためにいつもよりちょっと早く起きた。


プルプル……


電話が鳴り響いた。


こんな朝早くに誰だよ。と思いながらも、携帯を手に取るとマネージャーからだった。


「もしもし…?」


こんな朝早くから、マネージャーから電話なんて始めてだったから少し不安を抱いた。


でも、マネージャーの声はなんか陽気な気がした。


「あ、泰西?朝早くからごめんね〜」


「大丈夫です。それより、どうしたんですか?」



「今からちょっと、事務所来れない…?」