少し悲しげな表情をする彼女に 「君のせいじゃないよ。俺が勝手に休んでいるんだから、気にすることなんかないじゃないか」 「そうだけど……」 「こうしてまた君と会える事の方が重要なんだよ」 「変なの。どうして私と会うことがそんなに重要なの?」 「さぁな、どうしてかな」 「いつも会っているじゃない」 「一年に一度だけな」