俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

眠ったためか、リーの表情はすっきりとしている。俺はリリーの様子を見に行くことをリーに告げ、階段を登った。

コンコン、と扉をノックする。すぐに返事が返ってきた。

「……はい。ゲホッ!」

どうやら目を覚ましたようだ。

「入るぞ」

そう言って入ると、泣きそうな顔をしているリリーがいた。

「どうした!?」

一気に心配が込み上げる。どこか痛いのだろうか?

「ゲホッ!目、寝すぎて痛い……」

リリーがそう言いうつむく。俺はコメディ映画だったらずっこけていただろう。

「寝すぎるくらいがちょうどいいんだ。熱はどうだ?測ったか?」

リリーは首を横に振る。俺は緊張しながらリリーのおでこに触れた。まだだいぶ熱が高い。

「……熱は高いな。小町たちがお粥を作ってくれたんだが、食べられそうか?」

リリーは申し訳なさそうに首を横に振る。

「なら、少しでもいいから食べろ。食べないと体に悪い」

リリーの頭を撫で、俺はお粥を取りにリビングに戻る。リビングでは、リーがゆっくりと豆腐を食べているところだった。

「リー、お粥を食べさせてもいいだろうか?」

「ふぉうね。ふぉっとふぇもいいふぁらたふぇふぁせふぇふぇ!!」

……何を言っているのか、さっぱりわからん。

「口の中を空にしろ。話はそれからだ!」

リーはゆっくりと豆腐を嚥下し、首を縦に振る。