俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「お菓子を作りましたわ!また食べてくださいませ!」

フローレンスが皿の上にパステルカラーでアイシングされたクッキーを並べていく。ユニコーンや虹、星や月など食べるのがもったいないと思うほどかわいらしい。

「ありがとう」

俺が礼を言うと、ジャックが「このクッキー、とてもかわいらしいですね!食べるのがもったいないですよ!」と俺が心で思ったことを口にした。

「他にも、お花や動物も作れますわよ!」

フローレンスが嬉しそうに笑う。

「リリーが見たら、きっと喜ぶだろうな」

俺の口からそう言葉が出ていた。すると、みんなは一瞬でさっきとは違う温かな目になり、リリーが好きだとバレているんだと実感させられた。

どうやら、小町たちは俺たちのご飯を作りに来たようだ。ご飯を作り終え、片付けをすませるとバレエを観に家を出て行った。

俺は小町たちが用意してくれた朝ご飯を食べ、食器を洗い、片付ける。今朝はリリーの脱走未遂のおかげでいつもより遅めの朝ご飯だ。

「ん〜…。リーバス、おはよう!」

リリーの様子を見ようとリビングから出ると、あくびをしながらリーが階段を降りてくるところだった。

「リー、おはよう。小町たちが朝ご飯を作ってくれた。リリーにもお粥を用意してくれだんだが…」

「リリーにも食べさせないといけないネ!」