俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「じゃあさ、移動する時だけ繋いでもいい?はぐれちゃったら怖いし…。リーバスといっぱい話したいな」

俺がリリーの方を見ると、リリーは優しく笑う。青いきれいな目に、心を囚われる。もう頷くことしかできない。

「……わかった」

俺はそう言って、手を差し出した。リリーはその手を笑いながら取る。また、柔らかい感触に胸が高鳴った。

道端に寄り、たこ焼きを口に入れる。出来立てなのでとても熱い。しかし、小町の言った通りおいしい。

「熱ッ!熱ッ!」

ハフハフ、と言いながらリリーがたこ焼きを頬張る。

「おいしいね!」

たこ焼きを飲み込み、リリーが笑う。俺は苦笑しながらリリーの頰に触れた。

「ソースがついてるぞ」

「ふぇっ!?あ、ありがと…」

リリーの顔がまたしても赤くなる。俺もその表情に胸が高鳴った。

リリーの白く柔らかな頰に、そっと触れてソースをハンカチで拭く。

たこ焼きを食べ終わると、また手を繋いで歩く。

次にりんご飴を買った。赤く、まるで宝石のように光に照らされ、艶めく飴。

「きれい……」

リリーがりんご飴を見つめ、目を細める。

「たしかにきれいだな」