俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

大の大人が子供が集まる店にいていいのか、という恥じらいが少なからず俺にあった。それはジャックも同じだったようで、恥ずかしそうにうつむいている。

小町とリリーは、おばあさんと楽しそうに話している。小町はどうやら、ここに子供の頃来ていたようだ。

「そうだ!出会えた記念にあげよう」

おばあさんは店内を歩き回り、ラムネ四本とカレーせんべいやビスケットなどの駄菓子や、竹とんぼやめんこなどのおもちゃを袋に入れ、小町に渡した。

「お代はいらないよ。楽しんでおくれ」

おばあさんはそう言い、リリーや小町、そして俺とジャックに微笑む。

「あ、ありがとう……」

俺は、おばあさんの予想外の行動に驚きながら礼を言った。

「ありがとう、おばあちゃん!!」

リリーが嬉しそうに、無邪気な笑顔をおばあさんに向ける。まるで、幼い子供のようだ。

「今晩の祭りも楽しむんだよ」

おばあさんに見送られ、俺たちは頭を下げながら駄菓子屋を後にした。

「えへへ。新しい友達ができたね!」

リリーが早速袋からチョコを取り出し、口に入れた。

俺はふと気になったことを訊ねてみる。