俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「大丈夫ですか?」

小町とジャックが心配する。

「そんなにはしゃぐからだろう。祭りは逃げたりはしない」

俺が呆れながら苦笑すると、リリーが「リーバスひどい!」と笑う。いつものような朝だ。

「今日はお祭りに行きますし、体力を消耗するような遠出は控えましょう。この近くに商店街がありますし、そこを案内いたします」

「わ〜い!」

リリーがはしゃぐのはいつものことだが、小町もどこか浮かれた様子なのには驚いた。小町が浮かれるということは、相当楽しいものなのだろう。小町は普段は穏やかに笑みを浮かべている人だ。

「桜花国のお祭りはどんなものなんでしょう。楽しみです!きっと、僕らの国にはないようなものであふれているんですよね」

ジャックがお茶を飲み、微笑む。やはりみんな祭りになると浮かれるものだ。

俺も楽しみだが、リリーのようにはしゃげない。こんな時、素直に感情を表せるリリーに憧れる。

朝食を食べ終わった後、俺たちは着替えて集合した。リリーの服装は着物ではなく、リボンがたくさんついたロリータ服だった。

また、リリーの着物姿が見たいと思った。……これは本人には絶対に言えない。