俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「私は……逆に行きたかったなぁ……」

ふと、リリーが呟き俺を含め、全員がリリーを見つめた。

「あっ!えっと、対策本部とかできる前だったし、親が行かせてくれなかったんだよね」

寂しそうに笑いながらリリーは言う。

学校か……。俺は、立派な大人になるために頑張って通った。親がいないことで馬鹿にされた時もあったが、勉強をすることは嫌いではなかった。

「学校は行って損はないですよ」

ジャックが微笑む。「そうですよね」と小町も言った。

しばらくすると、部屋の扉が開き、制服を着たアレックスと笑顔のリーが出て来た。

「俺、学校に行くよ!!」

何があったのか、アレックスの目は輝いていて、さっきとは大違いだ。

「…何があったんですの?」

訊ねるフローレンスに、リーは「それはナイショだヨ!」と無邪気に笑った。

何はともあれ、アレックスが行く気になったことはよかった。

「リー、ありがとう」

俺がそう言うと、リーは「いやいや、私は何もしてないネ!」と笑う。

「お〜い!置いてくぞ〜!!」

先に階段を降りていったアレックスが、階段の下から俺たちを呼ぶ。