俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「この宿は、主に朝族が宿泊していて今も朝族しかいないネ!朝族と文族は長年敵対しあってる民族だヨ!!ここが戦場になりかねないネ!」

リーは落ち着きをなくし、手を大きく動かしながら説明した。そうだ、朱国には様々な民族が住んでいて、敵対しあってるところも多いのだ。

「なら、世界平和対策本部の出番だね!」

リリーが笑みを浮かべながら、対策本部のメンバーを見渡す。

「民族の人たちが争わないようにしよう!仲良くなれるように努めよう!」

リリーの声に、アレックスが真っ先に反応する。

「そうだよな!こういう時の対策本部だよ!みんなで作戦会議だ!!」

ジャックも「協力します」と大きく頷く。

「早速従業員の人に交渉しますわ!」

フローレンスはリーを連れて未だ騒いでいる従業員のもとへ行く。

その光景を見つめる俺に、小町が話しかけてきた。

「リリーさんらしいですね。あの行動力、とても羨ましいです」

リリーは、どうすれば仲良くなれるかをアレックスたちと話している。その姿は輝いていて、やっぱり他の貴族とは違うと思わせた。

「リリーは最高の仲間だ!」

俺が微笑んでそう言うと、リリーは俺たちに笑いかけ、「作戦会議するよ〜!集まって〜!」と言った。

そして、世界平和対策本部の仕事が始まる。