俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「リリー、とってもかわいいですわ!リーバス!早くリリーのところに行った方がよくてよ!」

フローレンスがニヤニヤしながら俺の背中を押す。俺は訳が分からなくなって、三人を見つめた。

「ちょっ…ちょっと待て!さっきから訳がわからん!!俺にわかるように説明してくれ!」

混乱しながら俺が言うと、三人は同時にため息をつく。

「まだ気づかないってどんだけ鈍いのかネ〜」とリー。

「全く、ダメダメですわ」とフローレンス。

ジャックが少し微笑んで、俺の耳元で言った。

「リーバスさんは嫌われてませんよ。自信を持ってリリーさんと話してください!」

俺は驚いてジャックを見つめる。ジャックはにこりと微笑む。その目は嘘をついていたり、俺をからかっているものではないとわかる。ジャックはそんなことをする奴ではない。

「嫌われていないのなら、よかった。安心した。ありがとう、リリーと話してくる」

俺は写真屋の方へと走った。重かった体が軽い。鼓動が早まり、それがまた俺を動かす力に変わっていく。

「すまない、写真屋への道を教えてくれないか?」

人に訊きながら進む。距離は縮まっていると何となくわかった。