俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

リリーが俺の顔を見た。リリーの目には涙が浮かんでいるが、微笑んでいる。俺は、一体どんな顔でリリーを見ているのだろうか。

リリーは俺の頰に顔を近づける。柔らかな感触がして、リリーが俺の頰に口付けたのだと気づいた。心臓がうるさい。体が熱い。

「リーバス、ありがとう。大好き…」

照れくさそうに笑い、顔を赤らめてリリーは俺の腕の中で再び眠りに落ちた。

キスの感触、リリーの言葉……。

「……自惚れてもいいのか?」

リリーの髪に触れ、呟く。

リリーの顔は穏やかで、表情もさっきとは違う。そのことに安心し、胸の高鳴りを落ち着かせようと俺は思った。その時ーーー。

ドンッ!!ドンッ!!

大きな音がしたと思った刹那、地面が激しく揺れ始めた。ミシミシと軋む音がし、パラパラと埃が床に落ちる。家具は倒れ、部屋は悲惨な状態だ。

「リーバス!!何!?何があったの……?ゲホッ」

リリーが揺れで目を覚まし、俺の首に腕を巻きつける。俺は「大丈夫だ」と安心させるように、自分にもリリーにも言い聞かせた。

「リーバス!!リリー!!大丈夫かネ!?」

ドンドン、と激しくドアがノックされる。隣の部屋で休んでいたリーだ。

「大丈夫だ!!俺とリリーは何ともない!!」

扉の向こうに向かって俺は叫ぶ。次の瞬間、恐ろしい言葉が返ってきた。