俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」

「ちょっとでもいいから食べさせてほしいネ!私はご飯を食べるのにまだまだ時間がかかるから、リリーのことはリーバスに任せるヨ!」

リーがスープを飲み、言った。フローレンスと小町が作ったので、食事のメニューは和洋折衷だ。

「わかった」

俺は冷蔵庫を開け、お粥の入った皿を取り出す。冷たくなったお粥をもう一度温めた後、俺は部屋へと持って行った。

「入るぞ」

「ゲホッ!どうぞ!ゲホッ!」

部屋に入ると、リリーは窓の外を舞う雪を長座位の姿勢を取り、眺めていた。

「お粥、持ってきたぞ」

「…ありがとう。ゲホッ!ゲホッ!」

リリーに皿とスプーンを渡し、俺はベッドの近くにあった椅子に座る。

リリーはゆっくりとお粥を食べ始めた。

「……おいしい……」

リリーは半分ほどお粥を食べた。俺は「よく頑張りました」とリリーの頭をまた撫でる。好きと自覚すれば、立場など関係なく触れたいと思うのだなとわかった。

そんな俺たちを、窓の外から見つめる何者かがいることに、全く気がつかなかった。



リリーの様子を俺とリーは見守り、夕方を迎えた。夕方になると、イワンたちが家に帰ってきた。どこか興奮気味でうるさい。おそらくアレックスだろう。