翌日



俺は希恵の友達に
聞いたんだ


そしたら


希恵…
入院しましたよ?



ってそう言うんだ


俺は
病院の場所を聞き
授業とか関係なく
学校を飛び出した



「希恵!」




俺は希恵の病室に
駆け込んだ


「先…輩…?」


「大丈夫か…?」


「先輩…ごめ…んなさい行けなくて…」


「なんでだ?なんで入院なんて…」



希恵は
瞼を強く瞑り
下唇を噛み締め
俺を見た




「私……病気なんです…」