だけど、再び落ちてきた声にハッとする

「鍵開けっぱなしでガキか、まったく」

え?うそ、、、まさか?

恐る恐る顔をあげると、私を見下ろしていたのは

「なん、、、で?」
「ひでぇー顔。」

目を細めて笑うその人は私が会いたくて会いたくなくて
忘れようとしていた岡副 透だった

私の手からビールを取り上げると、それをひと口
飲んで悪魔のように微笑んだ

「これで俺は帰れない。飲酒運転になるからな」

車だったんだ、、、
いや、そうじゃなくて!