この抱きしめらるてる状態をみて平然とそんなこと?

当たり前かぁ
ただの交渉相手だもんね

修羅場なんて勘違いしてた自分が滑稽だわ

どちらからともなく離れた私達

拓真は気まずいのはゴメンだ
そう言い残して私とは逆に背を向けて歩いていった


「追わなくていいのか?」
「追うもなにも、、、別にそんなんじゃない」
「俺に気遣わなくていいんだぞ」
「あんたに心配されたくないわよ。私と拓真は
これくらいでどうにかなるほど柔じゃないわ」

そうよ。
私と拓真はそんな簡単に壊れない

だって、、、腐れ縁だもの