俺達は三葉の家に帰るとベットに倒れ込む


あれだけ本気で遊べばもうクタクタだ


静かに三葉が話始める


「一葉……今日着いてきてくれてありがとう
本当はずっと聞きたかったの……でもこれ以上お父さんとお母さんのこと嫌いになりたくなくて……」

俺は三葉の頭撫でる


「あの日お父さんに会った時……私に気づいてくれたのは、ずっと私のこと見守ってくれてたからなんだね!」


「俺もさ……父さんが三葉のお父さんってわかった時、こいつなにしてんだって……三葉の幸せ奪っといて自分だけ幸せになりやがってって……そう思ってた」



『俺達やっぱ子供だな』
そう言って笑いあった


「明日父さんに会いに行こう」


「うん」


もう昨日までの憎しみはない


これから先は俺達の未来のために
突き進んでいきたい