俺は急ぎ足で公園に向かった



「三葉!」


「……一葉」


俺に気づき振り返った三葉は物凄く顔色が悪かった


「どうした?顔色悪いぞ?」


「……ねぇ一葉…」


三葉が口を開く

「……小さい頃【みつ】って言う子に会ったのは
...…ここ?」


「え?」


俺は【みつ】にあった場所は三葉には言っていない……




「いちー!!いたー!!」


声のするほうを向くと


母さん、それに太陽と陽葵がこっちに歩いてくる


「あー!!みつばちゃんもいたー!!」


その後ろから
父さんもニコニコ笑ってついてきていた




けれどいきなり父さんの表情は強ばる





「……おとう...さん…?」



三葉はそう呟く



俺は何が起きているのか理解できなかった