これはいつの記憶?




ジャングルジムに登って……



その男の子は……



『新しいお父さんができるんだ』



って……




…………




「三葉!」


「……一葉」


「どうした?顔色悪いぞ?」


「……ねぇ一葉…

…小さい頃【みつ】って言う子に会ったのは
...…ここ?」


「え?」




「いちー!!いたー!!」


声のするほうを向くと


お母さんそれに太陽くん陽葵ちゃんがいた


「あー!!みつばちゃんもいたー!!」


その後ろから
私の記憶の中にある男性の姿……


その男の人はニコニコ笑っていた


けれど私の顔を見るなり表情が固まった






「……おとう...さん…?」



私は瞬きをするのも忘れ呆然となった