楽しい時間はあっという間に過ぎた

帰りのバスの中、陽葵ちゃんは寝てしまった


太陽くんは目を擦りながら一生懸命起きている



バスを降りると一葉は陽葵ちゃんをおんぶする


「太陽、もう少しだから頑張れ」


一葉のその言葉に太陽くんは頷く


4人での帰り道……



(家族ってこんな感じなんだ……)



私と一葉の未来を描きながら


温かい明かりが灯る一葉の家に帰った