1階から声をかけられる

「一葉ー!!ごめん!お母さん今日急に仕事になっちゃって、太陽と陽葵お願いしてもいい??」


「あぁ、いいけど……」


そう言って三葉の方を見る


彼女はニコニコ笑いながら縦に首を振る



太陽と陽葵を連れて4人で下に降りた




「三葉ちゃんごめんねー!折角のお休みなのに子守り付き合わせちゃって……」


「大丈夫です!」


「どうせだったら今日も泊まったら?そしたらゆっくり遊びにいけるでしょう?」


「いいんですか?」


「もちろん!息子の彼女は家族も同然よ!じゃぁ行ってくるから!一葉よろしくね!」


そう言って母さんは仕事に出かけた


「みつばちゃん、ようくんと遊んでくれるの??」

「ひまと遊んでくれるの?!」


「うん!何して遊ぼうか??」


「ヤッター!!!」



太陽と陽葵はもう既に三葉に懐いてるみたいだ




「どこか出掛けようか?」


「ようくん水族館行きたい」

「ひまちゃんもー!イルカさん見たい!!」


俺は三葉に聞いたはずなのに双子が答える


「私も水族館に行きたい!!」


双子より誰より三葉の目が輝いている


「じゃぁ、そうしよっか?」




俺が用意をしている間、三葉が2人の準備をしてくれた



家を出ると1度三葉の家による


さすがに制服のままデートは出来ない……


初めてのデートが双子付きということで心なしか俺は不機嫌になる


「水族館楽しみだねー」


手を繋いで来た三葉の笑顔で全部帳消しだ

4人で手を繋ぐ


子供が出来たらこんな感じかなぁ何て
未来予想までしてしまった