手続きが終わった

小石川はトイレに行っている


「一葉、あんたが彼女連れてくるなんて珍しいじゃない」

母さんがニヤニヤしながら聞く

「今回の場合はしょうがないだろ」

「まぁね、すっごく可愛い子じゃない!今度ゆっくり連れてきなさいね」

「ハイハイ」


トイレから帰って来た小石川に携帯の使い方を教える

とりあえずLINE

小石川の携帯に俺のIDを打ち込み登録した


真新しい携帯に俺の名前が追加される


小石川の携帯には俺の連絡先だけ登録されていて
何だか照れくさいような……


ただ、今日会ったばかりの小石川にここまで行動した自分にも驚いたのは確かだった