僕は部活に参加していないから、迷うことなく下駄箱にたどり着く。

手紙が入っているわけでもない、自分の下駄箱を、いちいち期待して開けてしまうのはこの高校に入学してからずっと同じだ。


気を取り直して、僕は通学路の途中にあるコンビニへ向かう。