7年間の恋の話。


「うん、そうだったよ」

小学生の時、陸上部でそこそこの記録は出していた

だけど、6年生の終わり、膝を痛めてからは

陸上とは距離を置いていた

「だよね?!
大会で見たことあるなあと思ってた!
中学でも入るよね?」

「まだ迷い中なんだ...」

驚く彼女を横に、

「ごめんごめん、佑奈、行こ?」

と佳純が声をかけてきた

「あ、うちも一緒に行っていい?(笑)
まだ友達いないんだ!」

「うん。いいよ~!
なんて呼んだらいいかな?」

佳純は笑顔で答える

そうか、そういえば私も名前を聞いていなかった

佳純みたいにすっと聞けるようになりたい...

「ああ!ごめんな(笑)
稲垣 夏歌(いながき なつか)!!
なんでも好きなように呼んで!」

夏歌かあ、性格と名前がぴったりだなあ

夏歌の事はそのまま夏歌、と呼ぶことになり

3人で外へと向かった