「うん、そうだったよ」
小学生の時、陸上部でそこそこの記録は出していた
だけど、6年生の終わり、膝を痛めてからは
陸上とは距離を置いていた
「だよね?!
大会で見たことあるなあと思ってた!
中学でも入るよね?」
「まだ迷い中なんだ...」
驚く彼女を横に、
「ごめんごめん、佑奈、行こ?」
と佳純が声をかけてきた
「あ、うちも一緒に行っていい?(笑)
まだ友達いないんだ!」
「うん。いいよ~!
なんて呼んだらいいかな?」
佳純は笑顔で答える
そうか、そういえば私も名前を聞いていなかった
佳純みたいにすっと聞けるようになりたい...
「ああ!ごめんな(笑)
稲垣 夏歌(いながき なつか)!!
なんでも好きなように呼んで!」
夏歌かあ、性格と名前がぴったりだなあ
夏歌の事はそのまま夏歌、と呼ぶことになり
3人で外へと向かった
