久しぶりに見るしずかくんは少し大人になった感じで、背は前よりもさらに高くなっていて。 「……かっこいいぃぃー」 この想いは叫びたいくらい大きいです! ふいに、しずかくんは足を止めていて。 しずかくんのかっこよさについてあれこれ考えていたわたしは、そのことに気づいていなくて。 「え?まどちゃん?」 しずかくんはわたしを呼んだ。