しずかくんのストーカー彼女


「本日は、皆様が入学されることを、えー……」

新高校1年生であるわたし達は、校長先生と生徒会長の祝辞を聞いてから、ようやくクラス票を見に行くことができます。

「まどちゃ…」

しずかくんは何か言おうとしてたけど。

「おーいまどか!こっちこっち!」

桜奈ちゃんの声で聞こえなかった。

「しずくん?今なにか……」

「ううん、やっぱりなんでもないよ。ほら、早く行かないと今井が怒るよ」

桜奈ちゃんはこっちに向かって手を振っている。

確かに桜奈ちゃん拗ねちゃいそうだ。