今日の放課後にでも病院に行こうって思ってたら

急に立ち上がる華那。


「華那?」

「りぃちゃん、私分かったよ!」


この子は私の何が分かったのかしら。

もしかして!

「病名!?」

「違うわ!りぃちゃんに彼氏が出来ないわけ」


ん?この話になんの関係があるんだろう。

「りぃちゃん、よく聞いてね。
それは恋の病って言うの」

「やっぱり病気じゃんか!」

華那にも断言されちゃったよ…どうしよう。


「病気だけど病気じゃないの!
あのね、りぃちゃんに好きな人が出来なってことだよ!」


「・・・?」