「それが〜言いにくいのですが〜」

 「なんだまだあるのか?はっきり言えよ」とノブから手を離し玉の方を向く。

 「特Aになると現実のパートナーが選べるようになるんです」

 「イヤな予感しかしない」

 「すみません、サキヤをパートナーにしました」

 「だろうななんでだ」

 「特Aになっていろんなところで戦ってやっぱりパートナーはサキヤしかいないと思ったんですだから一緒に戦ってください」

 「やだよ、こないだも今日もたまたま勝てただけで次はないかもしれないんだぞ」

 「大丈夫です」

 「どこからくるんだその自信は?」

 「わかりません」

 「なんだそれ」

 「兎に角よろしくお願いします、それと特Aになると名前が与えられるんです」

 「名前?」

 「はい、サキヤの『サ』とカリンの『ン』を取って『サン』です」

 「サン?」

 「はい」

 「パートナーの件は撤回できないのか?」

 「はい」

 「即答かよ………」

 「すみません」

 「あぁァァア、わかった手伝ってやるよ足手まといになっても知らないぞ」

 「大丈夫ですサキヤなら」

 「本当、どっからくるんだその自信信じられねー」とノブに手をかけ。
 「じゃあ またな サン」と光りの中消えて行った。