「それと誤らないといけまん」

「誤る?」頭を反対に傾ける。

「はい、じつは私が特Aになるのを拒んでいたせいで上司が強制的に特Aにするための試験会場がサキヤの夢だったんです」

「なんだって〜⁈」

「すみません」

「お前のせいで俺はあんなこわい目にあったのか⁇」

「本当に申し訳ありません」

「で、結果はどうだったんだ?」

「サキヤとの最後の戦いの時光ってましたよね?」

「あぁそうだな」

「その時点で特Aになってしまったのです、フィッガが動いていた時点で『何かおかしいな?』とは思ったのですが…」とガッカリした感じで話す。

「そっか〜昇進か〜おめでとう」と手をたたく。

「よくないですのんびり番人のままでいたかった〜」

「まぁ〜なってしまったんだから仕方ないな、ほどほどに頑張れ」と親指を立てる。