あの日の出来事を全て話した。

「やっぱりか〜〜。」

「なんだよそれ。
こうなること知ってたのかよ。」

「もしかしたらって思ってたけど。
本当にもしかしてしまったんだよ。」

僕は腹が立ち藤田を廊下へ連れ出した。

「ふざけんなお前。
分かってたなら言えよ。」

殴りかかろうとしたそのとき、
僕の拳をだれかが掴んだ。